動画撮影で人気のNDフィルター!効果や活用方法は?

カメラレンズ

「NDフィルター」をご存知でしょうか?

写真の世界では以前から存在していたフィルターですが、最近では動画の世界でも注目されており、雑誌でも紹介されるなど人気を博しています。
NDフィルターを使うと、普通のフィルターでの撮影とは一味違う景色が撮れます。
一体どのような違いがあるのでしょうか?

ここではNDフィルターについて知りたい人に向けて、そもそもNDフィルターとは何なのか、どんな効果があるのか、また活用方法などについてご紹介します。

NDフィルターとは?

NDフィルターはレンズから取り入れる光の量を減らせるフィルターで、減光フィルターとも呼ばれています。
NDとはNeutral Density(ニュートラル・デンシティー)の略で、「無彩色・濃度」という意味です。

眼鏡でいえばサングラスのような効果があり、レンズから入る光が減るためシャッタースピードを長くできます。
色彩に影響することなくシャッター速度を遅くできるのが特徴です。

NDフィルターの「ND」の後につく番号は、光の量をどのくらい減らせるかを表します。
たとえば「ND2」なら光量を1/2に、「ND4」なら1/4に減少できるという意味です。

どんな効果が出せる?

光量を調節できるNDフィルターを使うと、特殊な雰囲気の撮影ができます。
具体的にはどのような効果を出せるのでしょうか?

幻想的な風景を表現できる

NDフィルターはシャッター速度を遅くできるため、スローシャッター効果を活かして被写体を撮れます。
たとえば滝、水面、波、光、雲の流れなど、普通ではなかなかうまく撮影できないものも滑らかに美しく表現可能です。
霧のような滝や静かな水面など、幻想的な光景を撮影できます。

日中に光を抑えて撮影できる

日中の強い日差しは、あっという間に露出オーバーになってしまいます。
そこでNDフィルターを使うと、うまく光量を抑えて撮影できます。日差しの強い日に絞りを開けて撮影したいときに丁度良いでしょう。

適切なシャッタースピードは?

写真撮影

NDフィルターを使うときは、シャッタースピードにも配慮するのがポイントです。
ここでは適切なシャッタースピードについてご紹介します。

フレームレートから考えよう

一般的にはフレームレートの2倍分の1以下にすると良いといわれています。
そのため、30pで撮影する場合ならシャッタースピードは1/60ということになります。

動画撮影でシャッタースピードを速くするのは必ずしも得策とはいえないので、まずはこの数値を基準に撮影してみましょう。

早すぎると不自然になることも…

シャッタースピードが速いと動画は滑らかになりますが、肉眼では見えない部分も映ってしまいます。
たとえば走る電車を撮影する場合、シャッタースピードが早いと止まっているのと相違なく映ります。
これでは臨場感もなく動画としては不自然でしょう。必ずしも早いことが良いわけではないので要注意です。

編集次第でこんな動画が作れる!

NDフィルターで撮影したものは、編集によってさらに効果的になります。
活用方法をいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。

癒し効果抜群のヒーリング動画

NDフィルターでは幻想的な自然風景が撮れるため、ヒーリングミュージックなどをプラスすれば癒し効果抜群の動画が作れます。
冷涼感を出したいときや、静けさを表現したいときにも都合良いでしょう。ファンタジックな異国情緒あふれるMVなどにも最適です。

味のある映画風の動画

NDフィルターを使えばパラパラ漫画風のがたつきを抑えられるので、映画のような独特の滑らかさの動画が作れます。
ストーリーやカットを工夫すれば、さらに味のある映像が完成するでしょう。

奇跡の一瞬がわかる感動動画

動物など動きが予測できない被写体の場合は、一瞬の動きをじっくり観察できるため重宝します。
奇跡の一瞬をとらえてドラマチックな演出を加えれば、多くの人の心を動かすような感動動画も作れるかもしれません。

まとめ

NDフィルターを使えばさまざまな効果を出せます。
ここでご紹介した以外にも多彩な効果があるので、いろいろ試してみると新しい発見と出会えるはずです。
NDフィルターは必ず使用する必要はないので、通常の撮影がしっくりくる場合はそちらを優先すると良いでしょう。いつもと違う設定で映像制作したいときや、スローシャッター撮影がしたい場合に、NDフィルターを使うのがおすすめです。面白い編集機能や素材アイテムをプラスすれば、さらに効果的な動画にアレンジできること間違いなしです!

まだ一度も使ったことがないという人は、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


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