【イラストレーターになるには】これで食べていける!仕事のもらい方や実際の流れ

イラストを趣味で描いている方は多いですよね。
この記事を読んでくださっている方の中にもいると思います。

でも、

  • イラストを趣味で終わらせたくない!
  • 私はイラストレーターになりたい!

そんな方もいるでしょう。
ここでは、
「どうやって仕事をゲットするの?」「ポートフォリオって何?」
という基本的なことから、
「仕事の流れ」「仕事をする上で欠かせないこと」
などをみっちりお伝えします。

フリーのイラストレーターになりたい方はぜひ見ていってくださいね。

イラストの仕事をもらう方法

イラストレーターになるには、まずは自分を売り込んで、仕事を手に入れないといけません。

ひと昔でしたら、ポートフォリオを抱えて、企業に売り込みに行くのが一般的でしたが、今では、さまざまな方法が増えています(ポートフォリオについては後述します)。

実際の売り込み方法、ネット活動のやり方などをいくつか紹介します。

これらのことを一つだけやるのではなく、複数のことを組み合わせて行うと効果が増しますよ。
自分にあった売り込み方を見つけて、思いついたことはどんどん試してみてくださいね。

露出を増やす方法

自分で作品を持ち出して売り込むのもいいのですが、その前にネットで自分の作品を露出させる(多くの人に見てもらう)のが得策です。

こうすることで、自分の力量がわかるだけでなく、ほかの人の作品にも多く触れることができます。
では見ていきましょう。

自分でwebサイトを作って、作品を載せる

自分でホームページやブログを作って、そこでイラストを公開する方法です。

次に紹介するSNSと組み合わせて使うと、クライアントに見つけてもらいやすくなります。

クライアントにとっては、実際にサイトを見て、どんな絵柄が得意なのかを確認しておきたいというのがあります。
ホームページもブログも簡単なものなら無料で作れるので試してみましょう。

それから、プロのイラストレーターでも個人のwebサイトを持っている方が数多くいます。彼らのサイトから学んで、自分自身のサイトを作ってみるのもいいですね。

ただ、作品を載せて終わりではなく、新しい作品をこまめに載せて更新していくことが大切です。

SNSで作品を公開する

ネット上にはさまざまなSNSがありますね。Twitterやpixiv、Facebookなどがそれです。

すでに使用している方もいるでしょう。
そこで自分の描いたイラストを公開することで、仕事につなげる方法です。
SNSは、つぶやきや投稿を見てもらえるだけでなく、自分と関係のあるサイトへリンクを使って誘導させることができます。

どのように連絡したらいいのか、クライアントが迷わないようにすることも重要です。
作品集を載せる場所、というよりは、クライアントに見つけてもらうためのツールとして使うのがいいかもしれませんね。

仕事を取りにいく方法

イラストレーターをする上で、上記に述べたwebサイトとSNSは必需品ともいえます。可能な限り、充実させましょう。

しかし、これらの方法はいわば、「待ち」の状態です。

では、自分から仕事を手に入れるには、どうしたらいいのでしょうか。その方法をこれから書いていきます。

コンテストやコンペに応募する

ネットでイラストの公募コンテストやコンペを検索すると、たくさんのサイトが出てきます。
まずは、どんなものがあるのか調べてみるのがいいでしょう。クライアントのニーズを調べるいい機会になります。
コンテストやコンペの数が多くて、何を選んだらいいのかわからない。といった場合には、以下のキーワードを足してみるといいかもしれません。

  • 自分が仕事をしたいジャンル(ゲームや小説表紙など)
  • 好きなイラストレーターの受賞歴
  • 今売れているイラストレーターの受賞歴

検索をうまく利用して、わくわくするようなコンテストやコンペを探してみてくださいね。

マッチングサイトで探す

「イラストレーターを探しているクライアント」と「仕事が欲しいイラストレーター」を結びつけてくれるサイトです。
登録をして、与えられた自分のページにポートフォリオを載せると、うまくいけば企業や出版社などから、仕事が届きます。また、募集されている仕事に自分から応募することもできます。

サイトの中でコンテストやコンペを行なっていることもあります。
応募すれば、多くのイラストレーターの中での自分がどの程度にいるのか、確認できるはずですよ。
マッチングサイトに載せるプロフィールはとても重要です。適当に済ませたりせずに、すべての項目を埋めて、自分をアピールしましょう。

実は、この記事を載せているサイト「SKIMA」もマッチングサイトです。

お金のやり取りは「SKIMA」が仲介して行うので、トラブルも起きにくいです。

イベントに参加する

日本には、コミケやコミティアなどのクリエイター向けのイベントが数多くあります。東京が特に多いですが、全国各地にさまざまなイベントがあるので、調べてみてください。

イベントに参加するだけでなく、自分の作品を出品したり、ほかの方と交流することもいい経験になりますよ。
オリジナル名刺を作って、名刺交換をするのもいいですね。
そこにSNSのIDやメールアドレスを載せるのを忘れないでください。その後、ネットで情報交換できるようになると嬉しいですよね。

各地で大々的に行われるイベントのほかに、個展やグループ展を開く方法もあります。
ネットほど多くの人が集まるわけではないかもしれませんが、リアルの深いつながりを増やすことができます。

営業活動をする

最後になってしまいましたが、一昔前まではこの方法が主流でした。
今ではネットが主だからといって、営業活動を侮ってはいけません。企業の中には、実際に顔を合わせて仕事をする人のほうが信用できるという方が多くいらっしゃるからです。
ここでいい仕事をすれば、関係が長く続く可能性が高いです。

こちらはポートフォリオ作りが重要となります。ポートフォリオの作り方は後で書きますね。
出版社やゲーム会社など、自分が売り込みをしたい企業をネットで調べて、Eメールやお問い合わせフォーム、電話などから連絡をとります。いまならSNSで話を伺う方法もあります。
アポが取れたら、実際に営業活動に向かってください。
自分の作品を積極的に売り込んで、プレゼンを行いましょう。

効果的なポートフォリオの作り方

営業活動にはポートフォリオが大事だということをお知らせしましたね。

では、早速ポートフォリオの作り方を紹介します。
ポートフォリオについて、よくある疑問回答も用意しましたので参考にしてください。

ポートフォリオの作り方流れ

ポートフォリオの作り方には、決まりというものはありません。しかし、受け取った側が嬉しい、もしくは管理しやすい形式はあります。

「印刷して使う場合」「メールで提出する場合」と2通りのやり方があります。

印刷して使う場合

A4のクリアファイルのポケットの中に入れて、持っていきます。ポケットの両面にイラストが見えるように入れましょう。

イラストを何枚持っていくかは悩むところですよね。多ければ多いほどいいというのはよく聞く話ですが、多すぎるのもかさばって悩みものです。
クリアファイル1冊で済むくらいがちょうどいいですね。

100円ショップに20ポケットのクリアファイルが多く揃っています。これだと持ちやすく両面合わせて40枚入れることができるので、相手も見やすいです。
これまでの仕事の実績を載せる場合、公開していいかどうかを必ずそれぞれの企業に確認してください。

実績公開NGとしている企業もありますし、まだ発売前のゲームのイラストを載せては駄目ですよね。
情報漏えいとなるので気をつけましょう。
プロフィールは最後に載せるといいですね。

メールで提出する場合

「pdf」形式で保存して送ります。
「pdf」で送れば、たいていの端末で開いて見ることができます。問題も少なく、画像クオリティも同じものが見れます。

それ以外は「jpg」か「png」のどちらかにするようにしてください。どちらにしても、サイズは1枚「5MB以内」にすることがおすすめです。
「psd」「ai」などは、特定のソフトがインストールされていないと見ることができません。相手から求められた場合に提出するという形になります。

メールで送る際にもう一つ気をつけるべきことがあります。相手が「mac」「windows」のどちらを利用していてもいいように保存の仕方を選ぶことです。
これを気にせずに送ると、文字化けを起こす可能性があります。

ファイル名は全角を使わずに半角のみにしてください。それから、mac側でzip圧縮を普通に行うと文字化けするので、専用のソフトを使うようにしましょう。

ポートフォリオのよくある疑問

上記で2つの場合に分けて話してきました。両方の場合で当てはまることをQ&A形式でまとめました!

Q:イラストはどういう順番で載せればいいの?

A:1枚目・2枚目は色鮮やかでパッと目を引くイラスト。3枚目以降はメインの性別を変えものだったり、小さなモンスターだったりを載せていきます。背景などは後半がいいですね。

とはいえ、提出する企業によって異なるため、一概には言えません。企業によっては背景が1枚目になる場合もあるでしょう。

Q:ラフ画は載せていいの?

A:クライアント側の意見として、数点ラフ画を見たいというのがあります。ラフ画を載せる場合、完成作品と一緒に載せるとわかりやすいです。

Q:版権ものは載せていいの?

A:二次創作は「私的利用」の範囲内であれば利用していいという決まりがあります。面接で利用する場合はその「私的利用」に当てはまるので大丈夫です。

ただ、版権もののみというのは避けたほうがいいですね。オリジナルのイラストも加えておきましょう。

Q:プロフィールには何を書けばいいの?

A:プロフィールには自分の名前(ペンネームでも可)や連絡先(メールアドレス・電話番号など)、仕事の実績・賞歴、webサイトのアドレスを書くといいです。履歴書のようにしっかり書く必要はないですが、どんな人物なのか、的確に伝えられるようにしてください。

プロフィールにはイラストをつけるなど、文字が見やすくなるよう工夫しましょう。そういう小さなことでも、印象がよくなります。

実際の仕事の流れ

営業活動などがうまくいって、仕事の依頼を受けたら、実際の仕事に取り掛かります。
イラストレーターの仕事の流れをざっくりと書くと、

  1. 仕事内容を詳しく聞く
  2. ラフ画を描いて送る
  3. 実際に制作する
  4. 修正依頼があったら、要望に応える
  5. 支払いを受ける

というふうになります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

仕事内容を詳しく聞く

仕事を受けたら、まず打ち合わせを行います。相手から要望が伝えられると思うので、こちらも聞きたいことを質問しましょう。

この時点で「納期はいつか」「イラストは何点なのか」「報酬はいくらなのか」をはっきりと決めます。わからなければ、きちんと確認をしてください。

イラストに関しては、「こんなテイストで」「こんな内容のイラストを」というような提示があります。実際に対面で話せるのなら、簡単なイラストを交えて行うといいですね。

ラフ画を描いて送る

打ち合わせで得られた情報をもとに、ラフ画を描いてクライアントに見せます。

ラフ画を見ると、よりイメージが洗練されるため、相手の要望もより細かいものになります。具体的な要望があったほうが、イラストレーター側も作業がしやすくなりますね。

実際に制作する

細かい要望を受けたら、実際に作品の制作を始めます。
ラフ画の提出を省く企業もあるようですが、できるだけラフ画は提出しましょう。そのほうがクライアントとの方向性の違いが生じなくて済みます。

あとで大幅な修正を頼まれるよりも、最初にラフ画を出してしまったほうが時間も短縮できます。

修正依頼があったら、要望に応える

納品したところで仕事が終わりではありません。そのあとに修正を依頼されることが多いです。

イラストの仕事は他のものにくらべて、特に修正が多いです。イラストは文章やラフ画で伝えきれるものではない感覚的なものだからです。
クライアントが求める作品を作り上げるように努力しましょう。

支払いを受ける

最初に打ち合わせをした方法で報酬を受け取ります。追加でイラストを頼まれるかもしれませんが、報酬を受け取ったら、その仕事は終わりです。

仕事をする上で大切なこと

イラストレーターは、作業自体は一人で行っていますが、仕事自体はクライアントの依頼で成り立っています。

そこで、クライアントと良好な関係を築くために、必要不可欠なことを紹介します。

レスポンスを早くする

メールのやり取りやラフ画の提出など、どうしても納期ギリギリになってしまうものです。
しかし、その遅さが仕事の遅さや稼ぎの低さに繋がっていきます。

クライアントとの連絡はラフ画を送ることのみに限らず、イラストの細かい相談や確認、修正など多岐に渡ります。

これらのやり取りを1日でも早く行うことで、時間の節約ができ、ひとつひとつの仕事を早く終わらせることができます。
連絡は「早く頻繁に」というのが鉄則です。

納期は必ず守る

当たり前だと思われがちですが、意外と納期を守れない人は多いです。
納期ぎりぎりの仕事をしていて、思わぬ予定が入ってしまった、などということが原因ですね。

納期を破ってしまうと、相手に悪い印象を与えますし、もう仕事の依頼は来ないかもしれません。
イラストレーターの仕事は、同一のクライアントと長く続けることが稼げる秘訣です。

納期は絶対に守るようにしましょう。

仕事は丁寧に

イラストレーターはイラストが上手いことも重要ですが、それよりはイラストの仕上がりが丁寧なほうが重宝されます。

イラスト自体が丁寧なことももちろんですが、データで提出する際に、そのファイル名がわかりやすかったり、どこに何があるのか、きちんと配慮されていることが大切です。

データがわかりにくいと、その分の整理を誰かがやらなければなりません。すると、自然にわかりやすいデータを送ってくれるイラストレーターさんに仕事が集まるというわけです。

まとめ

いかがですか?

ここまで、フリーのイラストレーターの仕事のもらい方、仕事の流れ、仕事をする上で大切なことを話してきました。
イラストレーターはネットがない時代に比べて、仕事量も増えて、敷居が低くなったと言われています。

しかし、大変な仕事であることに変わりはありません。
イラストのテイストには流行り廃りがあります。一時期の流行りや好みのものをずっと続けることは難しいでしょう。

今、何が流行っているのか、常にアンテナを張っておくことを忘れないでくださいね。

あなたのイラストレーター生活がうまくいきますように!